2012年 10月 06日
MOMA Film Plus / Smash |
先週、木曜日 MOMA Film Plus にて、友人と映画 Smash を観てきました。
内容は、アルコール中毒の小学校教師が AA に入って、
アルコール中毒から逃れる話。
仕事場から帰る時に、Bar の前を通るが、いつでも人で一杯。
若い人達が楽しそうに飲んで、語り合っている。
毎晩、仕事が終わったらあそこで飲んでから、家に帰るのだろう。
私と優さんには、そういう時間を持つ若い頃はなかったなあ、といつも思う。
一体、アルコール中毒というのは、何処で線を引く事なのだろう?
この映画のように、朝、全く知らない所で目を覚ます、という事か?
主人公は、アルコールが入っている自分が嫌い、
恐ろしくなると本当に自覚出来るのだろうか?
私の父は、毎晩お銚子3本飲む人だったが、きちんと国家公務員を定年退職。
退職後は、大分酒量が増えていた様、飲み過ぎと母に注意された翌朝、
脳梗塞を起こし、8年間の病院生活を過ごして逝った。
入院当初、インテンスケアー病棟にいる間、
暴れる、ベッドから落ちる危険ありということで、手首をベッドに縛られていたが、
今思えば、アルコール中毒症状とニコチン中毒症状が出ていたのだと思う。
その後は、見違えるように血色が良くなり、肌もお非常に奇麗な数年間だった。
アルコール中毒
お酒好きの父を嫌悪していた子供の頃。
お酒を飲みたいと感じない私自身。
結婚する相手は、お酒を好きではない人というのが絶対条件だった。
で、結婚した相手は。。。。
飲ませればいくらでも飲んで、酔わない。お酒の飲み方が美しいくらい奇麗。
普段は、食事の時には一杯飲むが、それ以上は飲まない。
私も年を重ねて、お酒を飲みに行くのと食事のお供にお酒、特にワインを
楽しみに行く事の違いが判ってきた。
美味しいワインを楽しむ為に食事をするのは、本当に楽しい。
極上の楽しみ。
色々と考えさせられる良い映画でした。
by ricabando
| 2012-10-06 09:21
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