2011年 05月 07日
テロリズム |
イタリアの夜は、暗かった。
16歳娘は、ヴェネチアの細い夜道を歩くのが非常に怖かったようだ。
ブルックリンパークスロープを夜中に歩くのは怖くないが、
コニーアイランドは、友人と歩いていても怖い。。。
でもそれより怖い、と言っていた。
昨日の新聞に、ビン・ラディン殺害の報後のお祭り騒ぎが
世界中に報道された事にテロと同じではないかと罪悪感を感じる人が
大多数ということで、報復についての心理学者の解説が一面に載っていました。
お祭り騒ぎをしたのは、殆どがティーンエイジャー、10年近く長い間、
彼らにとっては、人生のほとんどの年月をテロリズム恐怖のプレッシャーの中で
生活していたから、その開放感がお祭り騒ぎになったのだろうとの事。
報復という感情は、人間性の一部で、ある意味では、
一番達成感を感じさせる感情、ティーンエイジャーはそのような感情を
助長させて、木にまで登ってしまったのだろうとの事。
私は、9/11直後、当時の大統領の発言。
生きていようが死んでいようが必ず捕まえるというテキサス人そのものの発言が、
子供達の心に焼き付いたからではないかと思っています。
大人はね、そんなに単純に喜べない。
ビン・ラディンが死んでもテロリズムが終わる訳でもない、
まだこれから彼が持っていた資料解明で、
他のアルカイダリーダー達を捕まえるのだが
地下に潜ってしまうだろうという事で、また10年近くかかるかもしれない。
テロリズムの最大原因は、アメリカ自体にあるという事を
知らないアメリカ人はもう居ない。
それが、9/11のインパクトであったのだから。。。。
子供達の前で、武器を持たない人間を殺したという事に、
ビン・ラディンであろうとも罪悪感を感じる、
とニュースインタビューで答えている人もいた、私もそうである。
ニューヨーカーリサーチでは、安心したというのが大多数感情。
私は、これでアフガニスタンからアメリカ軍を撤退させる事が
出来ると一番に思いましたが、
その可能性は大きいとラジオニュースでは言っていました。
by ricabando
| 2011-05-07 12:49
| 日記
|
Trackback
|
Comments(0)