2013年 02月 11日
Wolfgang Laib / MOMA |
さあーと気持ち良く降る雨の中、 MOMA ヘ行ってきました。
メンバーだけが入れる9時30分から10時30分までの時間を目指して
通勤時間帯、久し振りに混んだ地下鉄に乗りました。
流石、ニューヨーカー達、歩くのが早い!
画像がぶれているのではなく、歩くのが早すぎてぶれています。
MOMA のお目当ては、Wolfgang Laib / Pollen from Hazelnut
メンバーだけの時間でしたので、
アーティスト自身で、作品のお手入れをしているのを観る事が出来ました。
20数年前でしたか?
銀座の画廊、上田ギャラリーにて、当時のオーナー上田氏に、
Wolfgang Laib の写真集を見せていただきました。
作品は、花粉作品と立方形の白大理石に僅かなくぼみがあり、
そこにミルクを張った作品等。
作品から身体が火照ってくる様なエクスタシーを感じて、
生命の根源を表した様なエロティックささえ感じる作品ですね、と感想を述べ、
そういう感想を待っていましたとほくそ笑む上田氏。
懐かしい思い出です。
その時から Wolfgang Laib のファンでしたが、
白大理石ミルクの作品しか観た事がなく、花粉の作品は、初見です。
花粉が命を表現して輝いています。
近くで観ると花の魅惑的な強い香りがして、目眩が一瞬起こる様な衝撃です。
Wolfgang Laib 、作品近くでスタッフと談笑していましたが、
花粉という男性の象徴の様な物を集めるという受動的な行為を芸術に昇華。
1977年からという長きにわたる時間を過ごしている為か。。。
坊さんと言うより、尼さんに近い印象を持つ方でした。
by ricabando
| 2013-02-11 10:44
| Art
|
Trackback
|
Comments(0)