2011年 03月 20日
久し振りの映画 |
ニューヨークは、天気は良いけれど寒さが戻ってきました。
昨日の仕事場の窓からの画像、午後2時頃です。
震災から10日経ったのですね。
あの金曜日は、最悪の日でした。
朝一番に、優さんとのビデオチャットでニュースを聞き、
その後心配で胸が一杯になりながら仕事日ヘ行ったら、
電話と暖房機が壊れていました。
電話は、近所一帯が不通、暖房機は、前日の強い風と雨が煙突から入り込み、
送風ファンが動かなくなっていました。
電話は、やっと木曜日になって電話会社が直してくれましたが、
その間、妹とのやり取りを優さんにメールして、
電話をしてもらうという厄介な事をしたのですが。。。
今思えば、私が、母と姉と妹という女4人の会話バトルを繰り広げるより、
優さんの優しい会話で妹とやり取りをしてもらった事が
最良の取りまとめになったようで、
電話が不通であったことが、幸運であったと思います。
震災の当日からニューヨークでは、チャンネル541にてNHKが
無料24時間放送をしていて、ニュースは、3秒遅れで、
日本と同じ様に入ってきています。
日本、何もかもがんばっていますね。
被災地復興に10年、20年かかると思いましたが、
この様子だともっと早く日本自体が立ち直る期待がでてきましたね。
景気停滞の中で育ってきた若者が、
案外に粘り強く頼りになるのではないでしょうか。
ニューヨークの人々も、会う人ごとに、日本人は優秀な民族だから大丈夫、
ちゃんと乗り越えていくよと元気つけてくれます。
Netflix から送ってきた DVD 観る気になれずに一週間、置いておいたのですが、
この金曜日にやっと観ました。
The Kids are All Right コメディ/アメリカ映画
コメディカテゴリーなのですが、内容は結構シリアスです。
親に対する子供達の反応のしかた、動作、言葉使いなどが、15歳娘とまるで同じ。
うちの娘は、酷い!と思っていたけれど、
それは古い日本人(50歳の)の感覚だから、
そう思うだけで、アメリカ人子供達ってこうなんだ〜、
うちの娘は、平均的アメリカ人なんだ〜、と改めて確認した次第。
もちろん、だから全て許せるという訳ではありませんが。。。
そんなふうに勉強になった映画でした。
親は、レズビアンカップルという設定です。
ブルックリンには、沢山のレズビアンカップルが、子供達を育てているので、
親近感のあるテーマですが、日本人にはちょっと難しいテーマかも知れません。
by ricabando
| 2011-03-20 22:15
| Movie
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