2011年 01月 12日
MOMA |
今日はMOMAヘ行って来ました。
ロビーの新しい展示、Paula Hayes/Nocturne of the Limax maximus
プラスチックの造形物の中に本物の植物が育っています。
冬の季節に見る鮮やかな緑は、ことのほか美しく感じます。
お目当ての展覧会は、On Line: Drawing Through the Twentieth Century
エントランスホールにある最初の作品。
Zilvinas Kempinas (Lithuanian, born 1969). Double O. 2008
一つのテープを捻って繋ぎ、2つの輪を作り、2機の扇風機で空中に浮かせる。
テープを捻る事で、表と裏があり、内側と外側の境界が自由に踊り、動く作品。
2次元の紙面上のドローイング、アーティストの制作時の対象に対する理解の仕方は
3次元であるという事を立証した作品。
アーティストの感覚の真髄に迫る、究極の作品だと思いました。
もう一作品感銘を受けたのが、
Ranjani Shettar(India born 1977)/ Just a Bit More , 2006
色付きの蜜蝋で玉を作り、ネットを編んだものを複数空中に重ね吊り、
美しい宇宙を思わせる空間を現出、非常に美しい作品でした。
雪のせいか。。朝一番入場のせいか。。
人が少なくゆったり静かに鑑賞したせいもあり、
今年初の展覧会としては最高に運が良い、良質の展覧会でした。
キューレーターは、Connie Butler The Drawing Centerの元ディレクターです。
二階のカフェ、窓からの風景。
by ricabando
| 2011-01-12 13:19
| Art
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